宗仲寺。座間市座間にある浄土宗寺院

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宗仲寺。領主内藤清成創建、相模七福神の寿老人

宗仲寺の概要

浄土宗寺院の宗仲寺は、来光山峯月院と号します。当地の領主内藤清成が、慶長8年(1603)実父竹田宗仲の菩提のため、鎌倉岩瀬大長寺第四世源栄上人を開山として創建したといいます。当地には平安時代に宗仲寺の前身として伝えらる良真院、鎌倉時代には渋谷道場と呼ぶ修行場があり、その跡に当寺が建立されたと考えられています。元和3年(1617)家康公の霊柩車を久能山から日光へ遷御の折に休息所として利用され、慶安2年には寺領7石4斗の御朱印状を受領しました。相模七福神の寿老人です。

宗仲寺
宗仲寺の概要
山号 来光山
院号 峯月院
寺号 宗仲寺
本尊 阿弥陀如来
住所 座間市座間1-3300
宗派 浄土宗
葬儀・墓地 宗仲寺ホール摩耶で葬儀可能
備考 座間幼稚園併設、相模七福神の寿老人



宗仲寺の縁起

宗仲寺は、当地の領主内藤清成が、慶長8年(1603)実父竹田宗仲の菩提のため、鎌倉岩瀬大長寺第四世源栄上人を開山として創建したといいます。当地には平安時代に宗仲寺の前身として伝えらる良真院、鎌倉時代には渋谷道場と呼ぶ修行場があり、その跡に当寺が建立されたと考えられています。元和3年(1617)家康公の霊柩車を久能山から日光へ遷御の折に休息所として利用され、慶安2年には寺領7石4斗の御朱印状を受領しました。

新編相模国風土記稿による宗仲寺の縁起

宗仲寺
来光山峯月院と号す。浄土宗、鎌倉郡岩瀬大長寺末。慶長8年領主内藤修理亮清成、実父竹田宗仲菩提の為に創建し(按ずるに、宗仲は慶長11年に卒す。然ば送修の為創せしが、又は8年と云は誤か)、岩瀬大長寺4世源栄(星蓮社暁誉存阿疑信と号す)を請て開山とし、両寺兼任せしむ。東照宮兼て源栄を知しめざれしにより、中原御殿駐蹕の時は時々当寺に入御ありて、法義等の御談話あり。又源栄数奇の聞えありしにより茶器七種を賜はれり。今に寺宝とす、七種は松笠釜、水指、茶杓袋入、茶入、茶筅、柄杓、各一個。茶碗三口等なり。其頃清成境内に御殿を設け、御休息の所とす。山号及制札も此時賜はれり。寺中不入の制札なり、慶長11年3月奉行となり。今に門外に建置けり。同19年源栄参州大樹寺に転住す。元和3年神柩日光山遷御の時3月21日、中原御宿殿を発せられ、境内御殿に御休輿あり。明年源栄病に依て当寺に退隠す。寛永10年11月10日寂す、年81。寺領7石4斗余、慶安2年8月24日御朱印を賜ふ。本尊三尊阿弥陀(中尊は恵心作)を安ず。
東照宮、御身体長3寸、開山源栄彫刻し奉ると云。
淡島社
鐘楼、延宝6年鋳造の鐘を懸く。
内藤氏墓五基、竹田宗仲夫婦、修理亮清成、若狭守清次、修理亮清政等の碑なり。碑面刻する所、宗仲は廣昌院林誉宗仲、慶長11年2月朔日卒。宗仲室光誉栄法、慶長11年9月2日卒。清成、孤光院照誉峯月、慶長13年10月20日卒。清次、寶林院展暁覚清、元和3年7月朔日卒。清政、岑巌院泰雄休安、元和9年6月26日卒す。(新編相模国風土記稿より)

座間市教育委員会掲示による宗仲寺の縁起

当寺は徳川家康公の重臣で、時の領主・内藤清成が、慶長8年(1603)実父竹田宗仲の菩提のため、鎌倉岩瀬・大長寺第四世・源栄上人を開山として創建したと伝えられています。
当寺域には、平安時代に宗仲寺の前身として伝えられています、良真院、鎌倉時代には渋谷道場と呼ぶ修行場があり、その跡に当寺が建立されたと思われます。
源栄上人は家康公の厚い信任を受け、松平家の菩提寺であり、徳川家先祖の墳墓がある岡崎(愛知県)の大樹寺第十九世住職となった後、当寺へ隠棲されたと伝えられています。
当寺には家康公が在世中に鷹狩りの際、立ち寄られたといわれ、元和3年(1617)家康公の霊柩車を久能山から日光へ遷御の折、一行が休息しました。後に、寺領として7石4斗の御朱印及び下馬札を賜ったほか、家康公から下賜された茶器一式、家康公木彫像(源栄上人作)、家康公肖像画一幅等が寺宝として伝えられています。
本堂等の伽藍は、明治9年の新戸大火で山門を残して焼失しましたが、同27年に再建され、昭和50年に本格的改築が行われ、現在に至っています。
又、昭和56年には、水子観音堂が建立され、巨匠・山本豊市氏による乾漆彫刻の水子観音像が奉安されています。(座間市教育委員会掲示より)


宗仲寺所蔵の文化財

  • 六字名号碑(座間市指定重要文化財)
  • 蜻蛉燈籠(座間市指定重要文化財)

六字名号碑

住職の墓地にあり、銘文は中央に大きく、南無阿弥陀彿 (六字名号)、右側に当寺開山星蓮社暁誉存阿凝信源栄大和尚、左側に、三刕大樹寺第十九世佳子時元和4年11月10日と刻んであり、当寺開山源栄上人の墓碑か、隠遁記念碑かと者えられます。
この名号碑は、相模川以東の本県内では珍らしく、過渡的な板碑形式であり、市内では一石として最大であるととこもに、建立年代の判明する最古の石造文化財です。(座間市教育委員会掲示より)

蜻蛉燈籠

当寺の中庭に建っています。三月堂型に近く、江戸初期の形式です。
台座は後に補修したもののようで、心柱の銘文は判読し難く、造立の経緯も明らかではありませんが、源栄上人隠棲中の前庭の燈籠と思われます。(座間市教育委員会掲示より)


宗仲寺の周辺図


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