小坪伊勢町八幡宮。逗子市小坪の神社
小坪伊勢町八幡宮の概要
小坪伊勢町八幡宮は、逗子市小坪にある八幡宮です。小坪伊勢町八幡宮の創建年代等は不詳ながら、当地に定住した石上氏(牛頭に対して牛尾と改姓)が牛頭天王社と称して祀ってきたと伝えられ、江戸期には小坪天照大神社と共に小坪の鎮守として祀られ、鷺浦神社とも称されていました。33年に一度の大祭では神輿が森山神社へ渡御、森山神社(佐賀岡神社)が女神、当社が男神と呼ばれています。現在は小坪天照大神社の境外末社となっています。
社号 | 八幡宮 |
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祭神 | 應神天皇 |
相殿 | - |
境内社 | - |
祭日 | - |
住所 | 逗子市小坪4-9-14 |
備考 | - |
小坪伊勢町八幡宮の由緒
小坪伊勢町八幡宮の創建年代等は不詳ながら、室町時代初期に創建した養性院持ちの社として記載され、小坪村小名伊勢町の鎮守として祀られてきました。
新編相模国風土記稿による小坪伊勢町八幡宮の由緒
(小坪村)
養性院
富士見山と號す、浄土宗(鎌倉光明寺末)本尊は彌陀、開山を大哲と云ふ(傳蓮社法譽と號す文和元年八月十五日寂す、)
△八幡宮。本地佛阿彌陀を安ず、村民六十八名の産神なり、(新編相模国風土記稿より)
「逗子町誌」による小坪伊勢町八幡宮の由緒
伊勢町
八幡宮
伊勢町の鎮守なり、本地佛阿彌陀を安ず、村民六十八名の産神なりと風土記にあれど今は應神天皇を祀る、小坪第一の社殿なり、石垣を以て境内を區切りたる荘厳なる中宮あり、小高き處なるを以て眺望佳なり。(「逗子市町誌」より)
小坪伊勢町八幡宮の周辺図
参考資料
- 新編相模国風土記稿
- 「逗子町誌」