披露山観音堂。逗子市新宿にある浄土宗寺院
披露山観音堂の概要
浄土宗寺院の披露山観音堂の創建年代等は不詳ながら、披露山観音堂の創建年代等は不詳ながら、江戸時代後期の地誌新編相模国風土記稿に「正覺寺持」と記載され、運慶作と伝えられる観音像を祀っていたといいます。明治15年観音像が盗まれてしまい、鎌倉光明寺より新たな観音像をいただいて祀ったものの、また盗まれてしまったことから、観音石像をまつり、隣接して祀っていた地蔵尊も併せているそうです。
山号 | - |
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院号 | - |
寺号 | - |
住所 | 逗子市新宿6-6-10 |
宗派 | 浄土宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
披露山観音堂の縁起
披露山観音堂の創建年代等は不詳ながら、江戸時代後期の地誌新編相模国風土記稿に「正覺寺持」と記載され、運慶作と伝えられる観音像を祀っていたといいます。明治15年観音像が盗まれてしまい、鎌倉光明寺より新たな観音像をいただいて祀ったものの、また盗まれてしまったことから、観音石像をまつり、隣接して祀っていた地蔵尊も併せているそうです。
新編相模国風土記稿による披露山観音堂の縁起
(新宿村)
觀音堂
正覺寺持、(新編相模国風土記稿より)
「逗子町誌」による披露山観音堂の縁起
披露
觀音堂
披露臺三叉路にあり、運慶の作になる木像を安置せるも、明治十五年盗難にあひて今其の厨子を存す、後鎌倉光明寺より觀音を請じ来りしも是亦紛失して今は石の像を置く。祭禮三月、九月の十八日。
地蔵尊。觀音堂の傍に堂ありしも今は廢れて尊き御像(一石造り丈三尺五寸面相極めてより)は觀音堂中に安置せらる。 (「逗子町誌」より)
披露山観音堂の周辺図
参考資料
- 新編相模国風土記稿
- 「逗子町誌」