猪方菅原神社|狛江市猪方の神社
猪方菅原神社の概要
猪方菅原神社は、狛江市猪方にある菅原神社です。猪方菅原神社の創建年代は不詳ながら、新編武蔵風土記稿に「社地凡四畝、年貢地、社地には杉樹多くあり、本社は纔かなる祠にて南向、六尺に九尺の上屋を構へり、神體白幣を立、鎮座の初を傳へず、村民持」とあります。当地周辺の村民は和泉伊豆美神社・和泉白幡神社の氏子が多かったものの、一村一社の制により、明治3年それぞれの守護神を当地に移し、菅原神社としたといいます。
社号 | 菅原神社 |
---|---|
祭神 | 菅原道真朝臣 |
相殿 | 徳川光圀朝臣、井伊直弼朝臣、源頼朝朝臣 |
境内社 | - |
住所 | 狛江市猪方2-4-4 |
祭日 | 例祭10月10日 |
備考 | - |
猪方菅原神社の由緒
猪方菅原神社の創建年代は不詳ながら、新編武蔵風土記稿に「社地凡四畝、年貢地、社地には杉樹多くあり、本社は纔かなる祠にて南向、六尺に九尺の上屋を構へり、神體白幣を立、鎮座の初を傳へず、村民持」とあります。当地周辺の村民は和泉伊豆美神社・和泉白幡神社の氏子が多かったものの、一村一社の制により、明治3年それぞれの守護神を当地に移し、菅原神社としたといいます。
新編武蔵風土記稿による猪方菅原神社の由緒
(猪ノ方村)天満宮
社地凡四畝、年貢地、社地には杉樹多くあり、本社は纔かなる祠にて南向、六尺に九尺の上屋を構へり、神體白幣を立、鎮座の初を傳へず、村民持。
---
(和泉村)白幡明神社
除地、三十坪、玉泉寺境内の續きにあり、本社六尺に八尺南向、上屋二間四方、前に石の鳥居を立つ、祭る所は源頼朝なり、其形は木の坐像にて束帶長五寸許、例祭九月十三日、隣村猪ノ方村の鎮守にて玉泉寺の持、當社に正保三年寛文四年等の棟札あれば、それより前の鎮座なるべし。 (新編武蔵風土記稿より)
北多磨神社誌による猪方菅原神社の由緒
菅原神社(狛江市猪方2-4-4)
明治三年二月九日の創立で、全氏子の内安田氏三戸、竹内氏一戸、石井氏一戸、市川氏三戸、谷田部氏四戸、荒井氏一戸計十三戸は和泉の伊豆美神社の氏子で、その他は皆和泉に鎮座せる白幡神社の氏子であったが、一村一社の制度により両氏子協議の結果全部現在地に移転し、従来末社として祀るところの菅原道真朝臣を中央に、左右の相殿に徳川光圀朝臣と井伊直弼朝臣の尊霊二柱を配祀し奉り、さらに昭和十年一月、源頼朝朝臣尊霊を配祀し奉る。(北多磨神社誌より)
猪方菅原神社の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
- 北多摩神社誌(北多摩神道青年会むらさき会)