久米川熊野神社|新田義貞が後詰を置いた地、久米川村の鎮守
熊野神社の概要
熊野神社の創建年代は不詳ですが、元弘年間(1331~1334)久米川の合戦の時に新田義貞が後詰を置いた所といい、久米川村の鎮守として崇敬を集めました。明治4年村社に列格、本殿新築の際に栖川熾仁親王より直蹟二軸を拝領したといいます。
社号 | 熊野神社 |
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祭神 | 伊邪那岐神、伊邪那美神、天照大神 |
相殿 | - |
境内社 | 稲荷神社、伊勢神宮、御嶽社、神明宮 |
住所 | 東村山市久米川町5-13-1 |
祭日 | 例祭日10月9日 |
備考 | 秋津氷川神社の兼務社、旧村社 |
熊野神社の由緒
熊野神社の創建年代は不詳ですが、元弘年間(1331~1334)久米川の合戦の時に新田義貞が後詰を置いた所といい、久米川村の鎮守として崇敬を集めました。明治4年村社に列格、本殿新築の際に栖川熾仁親王より直蹟二軸を拝領したといいます。
新編武蔵風土記稿による熊野神社の由緒
(久米川村)熊野社
小名新宿にあり、2間四方の覆屋にて、拝殿は3間に2間。村内の鎮守なり。例祭は毎年9月9日、入間郡難畑村(現志木市南畑)本山修験、泉岳院(現廃寺)の持。社地凡2畝ばかりの地租税を出さず。(新編武蔵風土記稿より)
北多摩神社誌による熊野神社の由緒
旧鎌倉街道の沿道に鎮座し、元弘年間久米川の合戦の時新田義貞後詰を置いた所。明治四年村社に列せられた。明治十四年本殿落成の折、有栖川熾仁新王の真蹟二軸を賜り、毎年例祭にこれを掲げている。(北多摩神社誌より)
熊野神社の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
- 北多摩神社誌(北多摩神道青年会むらさき会)