下染屋神明社|日本武尊の御衣を染め、入れた瓶を埋めた地に明神を勧請
下染屋神明社の概要
下染屋神明社は府中市白糸台にある神明社です。下染屋神明社の創建年代等は不詳ながら、往古日本武尊の御衣を染め、入れた瓶を埋めた地に明神を勧請したとも伝えられ、また弘長年間(1261-1264)の創建とも伝えられます。稲荷社を文永年間(1264-1247)に合わせ祀ったといい、明治4年村社に列格したといいます。
社号 | 神明社 |
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祭神 | 天照皇大神 |
相殿 | - |
境内社 | - |
住所 | 府中市白糸台3-10-1 |
祭日 | 9月19日 |
備考 | 旧村社 |
下染屋神明社の由緒
下染屋神明社の創建年代等は不詳ながら、往古日本武尊の御衣を染め、入れた瓶を埋めた地に明神を勧請したとも伝えられ、また弘長年間(1261-1264)の創建とも伝えられます。稲荷社を文永年間(1264-1247)に合わせ祀ったといい、明治4年村社に列格したといいます。
新編武蔵風土記稿による下染屋神明社の由緒
(下染屋村)神明社
社地年貢地、二間に三間の覆屋あり、街道の北側にて稲荷第六天を合祀る、観音院持、後世この地に移せるなり、舊地は神明社地蹟とて、今田間に三所あり、土人併せて是を染屋塚とも又染殿塚ともよべり、傳説に大古日本武尊の御衣を染し瓶を埋て明神を勧請せりと、此事尤妄説信じがたし、別に自ら由来あるべし、未だ考へず、旦三所共に神明社地と稱することいぶかし、其内一箇所神明社にして、餘の二所は或は合殿に祀る所の稲荷第六天の社地ならんか、此等のこと今皆しるべからず。(新編武蔵風土記稿より)
東京都神社名鑑による下染屋神明社の由緒
弘長年間(一二六一-六四)の中ごろのと伝えられるが、社殿創立年月不詳。相殿の稲荷社は、文永年間(一二六四-四七)中ごろ鎮座されたが、年月不詳。(東京都神社名鑑より)
北多摩神社誌による下染屋神明社の由緒
弘長年中頃と伝えられるが、社殿創立年月不詳。明治四年村社に列せられる。合殿の稲荷社は、文永年間中頃鎮座されたが年月不詳。(北多摩神社誌より)
下染屋神明社の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
- 東京都神社名鑑
- 北多摩神社誌(北多摩神道青年会むらさき会)