間島神社|多摩川の大洪水により青柳島から当地に移住して開拓した当地の鎮守
間島神社の概要
間島神社は府中市住吉町にある神社です。間島神社は、青柳稲荷神社と同様、多摩川の大洪水により寛文11年(1671)流失した青柳島から当地に移住して開拓した当地の鎮守として祀られたものと考えられます。
社号 | 間島神社 |
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祭神 | 間島大神 |
相殿 | - |
境内社 | - |
住所 | 府中市住吉町3-71-2 |
祭日 | 9月15日 |
備考 | - |
間島神社の由緒
間島神社は、青柳稲荷神社と同様、多摩川の大洪水により寛文11年(1671)流失した青柳島から当地に移住して開拓した当地の鎮守として祀られたものと考えられます。
新編武蔵風土記稿による間島神社の由緒
(本宿村)
小名間島。村の南の方四ツ谷村堺にあり。
稲荷社
除地、二段二畝三歩、小社、村の南にあり、村民の持。(新編武蔵風土記稿より)
東京都神社名鑑による間島神社の由緒
不詳。(東京都神社名鑑より)
境内石碑による間島神社の由緒
間嶋(あいじま)は、現在の住吉町三、四丁目(間嶋神社辺り)に集落の中心があった村落です。
この集落は本宿に属しており、『新編武蔵風土記稿』(幕末の地誌)には、「本宿村」の小名として見えます。もともと間嶋は青柳島(関戸橋の西方)にありましたが、多摩川の洪水で流されたために移転したと伝えられています。青柳島の住民の多くは、他所(国立市青柳)へ移住したようです。
地名の起こりは、不明ですが、古く、集落のあったところが河川との間の島のような中州であったことに由来するかもしれません。(境内石碑より)
間島神社の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
- 東京都神社名鑑