小野神社|府中市住吉町の神社

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小野神社|延喜式神名帳に記載されている神社に比定

小野神社の概要

小野神社は府中市住吉町にある神社です。小野神社は、一宮小野神社と共に延長5年(927)に作成された延喜式神名帳に記載されている神社に比定され、視二井諸忍野神狭命十世兄武日命が、この地の国造となられたとき、天下春命を御祖神として奉斎したといいます。

小野神社
小野神社の概要
社号 小野神社
祭神 天下春命、瀬織津比売命
相殿 -
境内社 -
住所 府中市住吉町3-19-3
祭日 9月15日
備考 -



小野神社の由緒

小野神社は、一宮小野神社と共に延長5年(927)に作成された延喜式神名帳に記載されている神社に比定され、視二井諸忍野神狭命十世兄武日命が、この地の国造となられたとき、天下春命を御祖神として奉斎したといいます。

新編武蔵風土記稿による小野神社の由緒

(本宿村)小野神社
除地一段五歩、小野宮にあり、村民徳左衛門持本社九尺四方の覆屋、拝殿九尺に一丈二尺、石の鳥居を建、当社は式内の碑にて「残篇武蔵風土記」に小野郷に係けて所祭瀬織津比売也、垂仁天皇三年甲午始行祭礼有神戸巫女等圭田五十六束三字田とあり、もし是文に掾れば六所宮よりも古き鎮座なり、又元慶八年秋七月十五日、癸酉武蔵国従五位上小野神社に正五位上を授けられしこと国史に見えたり、後武蔵執権の世に及て六所宮を崇敬ありて、当社衰微に及び、六所宮より社務をも執行し、後には彼社に配祀せるなるべし、当社及び稲倉魂命下春太神、是を客来三神と称して東殿に安置す、近来武蔵国造十世の祖を祭て小野神社となし、後共社を一の宮村に移せしによりて、小野は一の宮の舊迹なりといふ、臆説を唱ふるものあり、享和中碑を建て故蹟なるよしを録せり、亦彼臆説に従ひ、彼一の宮祭神当社と自ら別なることをしらず、(新編武蔵風土記稿より)

東京都神社名鑑による小野神社の由緒

創建年月日不詳。『延喜式神名帳』には、武蔵国多磨郡八座のうち小野神社とあり、御祭神の天下春命は、饒速日命が河内国に御降臨のさい供奉した。視二井諸忍野神狭命十世兄武日命が、この地の国造となられたとき、御祖神として、この地に勧請奉斎したと伝えられている。(東京都神社名鑑より)


小野神社の周辺図


参考資料

  • 新編武蔵風土記稿
  • 東京都神社名鑑