心行寺|大正14年池之端から当地に移転、旧江戸六地蔵
心行寺の概要
浄土宗寺院の心行寺は、影向山聖衆院と号します。心行寺は、円誉利的和尚(寛文10年1670年寂)が開山、小寺十兵衛与承伝候が開基となり、池之端に寛文7年(1667年)創建したといいます。東都歳時記によると、銅造泥塑の仏像造りに秀でた心行寺二世空無上人の権化によって元禄4年(1691)に江戸六地蔵が開眼、心行寺には江戸六地蔵の一つが地蔵堂に安置されていたといいます(現存せず)。関東大震災により被災、大正14年当地に移転しました。
山号 | 影向山 |
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院号 | 聖衆院 |
寺号 | 心行寺 |
本尊 | 阿弥陀如来像 |
住所 | 府中市紅葉丘2-32-14 |
宗派 | 浄土宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
心行寺の縁起
心行寺は、円誉利的和尚(寛文10年1670年寂)が開山、小寺十兵衛与承伝候が開基となり、池之端に寛文7年(1667年)創建したといいます。東都歳時記によると、銅造泥塑の仏像造りに秀でた心行寺二世空無上人の権化によって元禄4年(1691)に江戸六地蔵が開眼、心行寺には江戸六地蔵の一つが地蔵堂に安置されていたといいます(現存せず)。関東大震災により被災、大正14年当地に移転しました。
御府内寺社備考による心行寺の縁起
心行寺
小石川法伝寺末 下谷池之端七軒町
聖衆院影向山心行寺
寛文7未年閏2月建立。
開山円誉利的和尚、出生相分不申候。寛文10戌年6月14日、寿103歳ニ而死ス。
開基小寺十兵衛与承伝候。家断絶仕相分リ不申候。石碑在之、明和年中建。
本尊阿弥陀如来、丈6尺、但台座共左右ニ観音勢至菩薩、各台座共丈2尺程。同円光善導大師。
地蔵堂。間口9尺奥行2間。本尊地蔵尊、木立像丈8尺、右者江戸六地蔵第四番目ニ御座候。(御府内寺社備考より)
心行寺の周辺図
参考資料
- 御府内寺社備考