東郷寺|東郷平八郎元帥開基
東郷寺の概要
日蓮宗寺院の東郷寺は、聖将山と号します。東郷寺は、戦没者の菩提を命じられた東郷平八郎元帥が、歿後における東郷寺建立(案)を承諾、昭和14年東郷元帥を開基とし、酒井日慎を開山として、昭和14年(1939)東郷元帥の別荘地に創建したといいます。
山号 | 聖将山 |
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院号 | - |
寺号 | 東郷寺 |
住所 | 府中市清水が丘3-40-10 |
宗派 | 日蓮宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
東郷寺の縁起
東郷寺は、戦没者の菩提を命じられた東郷元帥が、歿後における東郷寺建立(案)を承諾、昭和14年東郷元帥を開基とし、酒井日慎を開山として、昭和14年(1939)東郷元帥の別荘地に創建したといいます。
「日蓮宗寺院大鑑」による東郷寺の縁起
昭和14(1939)年11月9日の創立。開山謙光院日慎・開基檀越東郷元帥。聖将山と号し至誠山と別称する。東郷元帥ゆかりの寺である。戦争で歿した彼我の無名将兵の菩提を命じられた元帥は、歿後における東郷寺建立を承諾され、その証として東郷寺と親書して遺された。昭和14年海軍大将加藤寛治、小笠原長生子爵、衆議院議員金子庸夫、軍財政界人、特に海軍士官の発議により建設会を設立。生前元帥が愛された別荘を境内地として建設を始める。昭和15年小笠原子爵の尽力により日本橋身延山別院に建設会本部を移し、本宗との関係も円滑となる。昭和14年元帥を開基とし、酒井日慎を開山とし創立した。昭和21年に身延山開基波木井殿南部実長36代の後裔南部日実が2世となる。東郷元帥供養塔あり。(「日蓮宗寺院大鑑」より)
東郷寺の周辺図
参考資料
- 「日蓮宗寺院大鑑」