大塚八幡神社|濱田郷左衛門が大塚の鎮守神として創建
大塚八幡神社の概要
大塚八幡神社は、八王子市大塚にある神社です。大塚八幡神社は、慶長12年(1607)濱田郷左衛門が大塚の鎮守神として石清水八幡宮を勧請して創建、徳川家光(1604-1651)より社領6石3斗の御朱印状を拝領したといいます。
社号 | 八幡神社 |
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祭神 | 応神天皇 |
相殿 | - |
境内社 | 神明神社 |
住所 | 八王子市大塚518 |
祭日 | 9月2日 |
備考 | - |
大塚八幡神社の由緒
大塚八幡神社は、慶長12年(1607)濱田郷左衛門が大塚の鎮守神として石清水八幡宮を勧請して創建、徳川家光(1604-1651)より社領6石3斗の御朱印状を拝領したといいます。
新編武蔵風土記稿による大塚八幡神社の由緒
(大塚村)八幡社
大塚の上にあり、勧請の年代をしらず、大猷院殿より社領六石三斗の御朱印を賜はれり、神體は應神天皇降誕のときの御像なりと云、御長六寸ばかり、木にて造れり、本地彌陀木の坐像、長二尺ばかり、これは別當所に安せり。前に石階六十級ばかりあり、その中ほどに鳥居たてり、天正二年二月の頃までは、本山修験正浄院とて別當寺ありしが、これは廢院となりて、後今の最照寺かはれりと云。(新編武蔵風土記稿より)
東京都神社名鑑による大塚八幡神社の由緒
創立不詳であるが、明和元年(一七六四)現在地に祀られたと伝えられる。御社殿の中に刀身だけの劔が納められている。大塚は、いわゆる塚で、これは古墳の塚であると伝えられている。塚の規模はきわめて大きく、その塚の上に社殿が祀られている。この辺の地域を総合的に大塚という部落の固有名詞になっている。(東京都神社名鑑より)
境内掲示による大塚八幡神社の由緒
慶長十二年十一月濱田郷左衛門は大塚の鎮守神として大塚八幡神社を建立し京都岩清水八幡宮神霊を鎮座し奉った。また住民の先駆となって敬神高祖の心を養い力を併せ原野開拓治山治水に尽痒し大塚今日の発展に大きく貢献した。茲に濱田郷左衛門の大きな足跡を偲びその功績を後世に伝えるためこの碑を建立する。(境内石碑より)
大塚八幡神社の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
- 東京都神社名鑑