吹王山玉泉寺|武相卯歳観音霊場
玉泉寺の概要
真言宗智山派寺院の玉泉寺は、吹王山と号します。玉泉寺は、賢海(永徳3年1383年寂)が開山となり創建、山王社の別当寺と勤めていたといい、明治初年に松木村続木山医性寺を合寺したといいます。武相卯歳観音霊場13番です。
山号 | 吹王山 |
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院号 | - |
寺号 | 玉泉寺 |
住所 | 八王子市越野726 |
宗派 | 真言宗智山派 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
玉泉寺の縁起
玉泉寺は、賢海(永徳3年1383年寂)が開山となり創建、山王社の別当寺と勤めていたといい、明治初年に松木村続木山医性寺を合寺したといいます。
新編武蔵風土記稿による玉泉寺の縁起
(越野村)玉泉寺
山王社より北の方なり吹上山と號す、新義眞言宗にて、宇津木村龍光寺の末寺なり、歩道九間半に六間、本尊不動木の坐像にて、長三尺餘、開山法印賢海永徳三年二月四日寂せり、境内は山王領の内なれば定まれる坪數無。
鐘楼、大さ七尺四方、鐘は文化七年に鈴木與五兵衛と云ものはじめて鑄造せりと云。(新編武蔵風土記稿より)
「八王子市史」による玉泉寺の縁起
玉泉寺(越野村―越野七二六)
吹上山と号し、本尊不動明王、開山は賢海(永徳三年 一三八三 二月四日寂)、中興開山は良栄(元禄八年 一六九五 一二月五日寂)である。同所山王社の別当であった。
医性寺(松木村)
続木山と号し、本尊不動明王、開山不詳、開基は井草越前守忠政と思われる。中興開山は栄満(寛文二年 一六六二 四月二四日寂)であるが、明治初年廃寺となり、越野村玉泉寺に合併された。(「八王子市史」より)
玉泉寺の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
- 「八王子市史」