常福寺|八王子市宮下町にある曹洞宗寺院

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松龍山常福寺|八王子市宮下町にある曹洞宗寺院

常福寺の概要

曹洞宗寺院の常福寺は、松龍山と号します。常福寺は、少林寺第2世大室隣徹(元和3年1617年寂)が開山、江戸期には徳川家康より阿弥陀堂領として10石の御朱印状を受領していたといいます。

常福寺
常福寺の概要
山号 松龍山
院号 -
寺号 常福寺
住所 八王子市宮下町354
宗派 曹洞宗
葬儀・墓地 -
備考 -



常福寺の縁起

常福寺は、少林寺第2世大室隣徹(元和3年1617年寂)が開山、江戸期には徳川家康より阿弥陀堂領として10石の御朱印状を受領していたといいます。(少林寺は単立寺院となっており現在は関わりありません)

新編武蔵風土記稿による常福寺の縁起

(宮下村)
常福寺
除地、七畝二歩、村の西小名日向にあり、禅宗曹洞派にて、同郡瀧山村少林寺の末、松龍山と號す本堂七間半に五間半、南向、釋迦木の坐像八寸許、脇士文殊普賢木の坐像、各長四寸許なるを安す、東照宮より彌陀免として、御朱印十石の地を賜る、開山は大室元和三年三月十七日寂す、
彌陀堂。本堂の西側にあり、二間四面、東向、本尊木の坐像、長一尺三寸許、脇士觀音勢至各木の立像、長三寸許なるを安す、此餘薬師の木像長三寸五分なると、十二神の木像二寸八分なるとを龕に安ず、
白山稲荷合社。本堂の西北の隅にあり、小社にて上屋二間四面、(新編武蔵風土記稿より)

「八王子市史」による常福寺の縁起

常福寺(大沢村―宮下町二ノ六四)
少林寺末に属し、山号松龍山、江戸時代一〇石の朱印地を賜わり、開山は少林寺第二世大室隣徹で元和三年(一六一七)三月一八日の示寂である。(「八王子市史」より)


常福寺の周辺図


参考資料

  • 新編武蔵風土記稿
  • 「八王子市史」