一乗山吉祥院|八王子七福神の吉祥天、武相卯歳観音霊場四十八ヶ所、多摩八十八ヶ所霊場
吉祥院の概要
真言宗智山派寺院の吉祥院は、一乗山久松寺と号します。吉祥院は、頼源坊が開基となり、法印賢盛を開山として応永年間(1394-1427)に創建、宝樹房行盛法印が慶長7年(1602)に中興したといいます。昭和20年当地へ移転したといいます。武相卯歳観音霊場四十八ヶ所46番、多摩八十八ヶ所霊場67番、八王子七福神の吉祥天です。
山号 | 一乗山 |
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院号 | 吉祥院 |
寺号 | 久松寺 |
住所 | 八王子市長房町58-3 |
宗派 | 真言宗智山派 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
吉祥院の縁起
吉祥院は、頼源坊が開基となり、法印賢盛を開山として応永年間(1394-1427)に創建、宝樹房行盛法印が慶長7年(1602)に中興したといいます。昭和20年当地へ移転したといいます。
「八王子市史」による吉祥院の縁起
吉祥院(久保宿―長房町五八ノ三)
一乗山久松寺と号し、本尊大日如来、開山は賢盛、開基は源頼房と伝えられるが、その後、慶長七年(一六〇二)宝樹房行盛が中興した。この寺は今の日吉町二八番地にあったが、昭和二〇年八月二日戦災にあい、昭和三〇年長房町五八ノ三番地に移転した。(八王子市史より)
新編武蔵風土記稿による吉祥院の縁起
(久保宿)吉祥院
除地、二段一畝十歩、北の側にて嶋之坊宿の境にあり、一乗山久松寺と號す、新義真言宗、郡中寺方村寳生寺の末寺なり、往昔頼源坊と云僧開基し、法印賢盛と云僧を開山とせしと云のみにて詳ならず、その後寳樹房行盛と云もの中興せり、時は慶長七年なり、本堂は六間に四間半、本尊大日を安。(新編武蔵風土記稿より)
吉祥院の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
- 「八王子市史」