金峰山金蔵寺|吉野金峰山蔵王権現を勧請して創建
金蔵寺の概要
天台宗寺院の金蔵寺は、金峰山金剛院と号します。金蔵寺は、康永2年(1342)開山恵印が吉野金峰山蔵王権現(丹木御嶽神社)を高月の地に勧請して創建したといいます。
山号 | 金峰山 |
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院号 | 金剛院 |
寺号 | 金蔵寺 |
住所 | 八王子市丹木町2-252 |
宗派 | 天台宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
金蔵寺の縁起
金蔵寺は、康永2年(1342)開山恵印が吉野金峰山蔵王権現(丹木御嶽神社)を高月の地に勧請して創建したといいます。
新編武蔵風土記稿による金蔵寺の縁起
(本丹木村蔵王権現社)別當金蔵寺
社の傍にあり、天台宗、高月村圓通寺の末寺、金峯山金剛院と號す、開山つまびらかならず、本尊釋迦木の坐像、長二尺餘、本堂八間に六間、南向なり(新編武蔵風土記稿より)
八王子市史による金蔵寺の縁起
金蔵寺(本丹木村―丹木町二ノ二五二)
金峰山金剛院と号し、本尊釈迦如来、康永二年(一三四二)開山恵印が吉野金峰山蔵王権現を高月の地に勧請したのが当寺の起原であるといわれている。当時は修験に属して本行・専国・宮本・金剛・円泉などの諸坊が境内に存在した。その後天文一三年(一五四四)現地に宮本坊良運が中興し、慶安二年(一六四九)八月御朱印二五石を賜わった。同村蔵王権現社の別当であった。(八王子市史より)
金蔵寺の周辺図
参考資料
- 八王子市史
- 新編武蔵風土記稿
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
- 「八王子市史」