壽福山無量寺|八王子市戸吹町にある天台宗寺院
無量寺の概要
天台宗寺院の無量寺は、壽福山と号します。無量寺は、八木岡高秀が開基となり天正年間(1573-1591)に創建、義円が開山したといいます。江戸期には慶安2年(1649)幕府より寺領7石1斗の御朱印状を受領、戸吹町熊野神社の別当を勤めていました。
山号 | 壽福山 |
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院号 | - |
寺号 | 無量寺 |
住所 | 八王子市戸吹町2038 |
宗派 | 天台宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
無量寺の縁起
無量寺は、八木岡高秀が開基となり天正年間(1573-1591)に創建、義円が開山したといいます。江戸期には慶安2年(1649)幕府より寺領7石1斗の御朱印状を受領、戸吹町熊野神社の別当を勤めていました。
新編武蔵風土記稿による無量寺の縁起
(戸吹村)
無量寺
村の東の方南に向ひし山の根にあり、これも御朱印寺領七石一斗餘を賜ふ、天台宗、高月村圓通寺の末寺なり、壽福山と號す、甲州の浪人八木岡弾正と云もの、天正の頃開基して僧義圓を開山とす、本尊彌陀木の坐像、長二尺五寸ばかり、本堂五間に九間、東向なり、(新編武蔵風土記稿より)
「八王子市史」による無量寺の縁起
無量寺(戸吹村―戸吹町二、〇三八)
寿福山と号し、本尊阿弥陀如来、開山義円、開基八木岡高秀が天正年間(一五七三~一五九一)に創建した。慶安二年(一六四九)御朱印七石一斗を賜わり、同村熊野社の別当であった。(「八王子市史」より)
無量寺の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
- 「八王子市史」