兜率山慶泉院|廣園寺の塔頭
慶泉院の概要
臨済宗南禅寺派寺院の慶泉院は、廣園寺の塔頭の一つで、兜率山と号します。慶泉院は、慶泉院殿賀翁大禅定門(永享2年1431年卒)が開基、雲渓玄岫東堂(永享9年1437年寂)が開山となり、正長元年(1428)に創建したといいます。
山号 | 兜率山 |
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院号 | 慶泉院 |
寺号 | - |
住所 | 八王子市山田町1602 |
宗派 | 臨済宗南禅寺派 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
慶泉院の縁起
慶泉院は、慶泉院殿賀翁大禅定門(永享2年1431年卒)が開基、雲渓玄岫東堂(永享9年1437年寂)が開山となり、正長元年(1428)に創建したといいます。
新編武蔵風土記稿による慶泉院の縁起
(山田村)慶泉院。
境内、九百十坪、正長元年三月慶泉院殿賀翁大禅定門と云人の開基にて、この人は永享二年八月八日の卒といへ共姓氏を詳にせず、本堂七間に五間、本尊弥陀弥勒菩薩を安せり、開山は法界庵とをなじ(雲渓玄岫東堂、永享九年八月十八日寂)。(新編武蔵風土記稿より)
「八王子市史」による慶泉院の縁起
慶泉院(山田村―山田町一、六〇二)
正長元年(一四二八)三月の創立、開基慶泉院殿賀翁大禅定門(永享二年 一四三一 八月八日卒)、開山は雲渓玄岫(永享九年 一四三七 八月一八日示寂)である。本尊阿弥陀弥勒の両尊を奉安してある。(八王子市史より)
慶泉院の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
- 「八王子市史」