上和田愛宕神社|伊野十左衛門が建立
上和田愛宕神社の概要
上和田愛宕神社は、多摩市愛宕にある神社です。上和田愛宕神社の創建年代は不詳ながら、伊野十左衛門が建立したといいます。多摩ニュータウン開発により昭和45年山頂より麓寄りの当地へ遷座したといいます。

社号 | 愛宕神社 |
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祭神 | 軻遇突智命 |
相殿 | - |
境内社 | 稲荷神社 |
住所 | 多摩市愛宕1-64 |
祭日 | 例大祭7月24日 |
備考 | - |
上和田愛宕神社の由緒
上和田愛宕神社の創建年代は不詳ながら、伊野十左衛門が建立したといいます。多摩ニュータウン開発により昭和45年山頂より麓寄りの当地へ遷座したといいます。
新編武蔵風土記稿による上和田愛宕神社の由緒
(上和田村)愛宕社
除地、三段、村の南字愛宕山にあり、わづかばかりの祠なり、當社は伊野十左衛門が建立する所なりといへり、この十左衛門と云は村民新蔵が先祖にて、天文年中この地の検地ありしとき、その事にあづかりしよしなれば、古き勧請なることはおして知らる、始は村民の持なりしにや、寛永十年より高蔵院の持となれりと云。(新編武蔵風土記稿より)
東京都神社名鑑による上和田愛宕神社の由緒
愛宕神社(愛宕町1-64)
創建の年代は不詳である。昔和田村開拓の人びとが山頂に奉斎したので、火難除けの神として崇敬された。昭和四十五年七月多摩ニュータウン開発により、現在地に奉遷したのである。大祭の前夜には悪疫消除のお焚上げの神事は、当地方でも奇祭である。(東京都神社名鑑より)
「多摩市史」による上和田愛宕神社の由緒
【愛宕社】上和田村南の愛宕山にあり、伊野十左衛門の建立と伝えている。除地三反で、寛永十年(一六三三)から同村高蔵院持ち。(「多摩市史」より)
上和田愛宕神社の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
- 東京都神社名鑑
- 「多摩市史」