冠木山真明寺|江戸幕府より寺領5石の御朱印状
真明寺の概要
真言宗智山派寺院の真明寺は、冠木山蓮華院と号します。真明寺の創建年代は不詳ですが、慶安年間(1648-1652)に寺領5石の御朱印状を拝領したといいます。
山号 | 冠木山 |
---|---|
院号 | 蓮華院 |
寺号 | 真明寺 |
本尊 | 十一面観世音菩薩像 |
宗派 | 真言宗智山派 |
住所 | 多摩市一ノ宮1-38-1 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
真明寺の縁起
真明寺の創建年代は不詳ですが、慶安年間(1648-1652)に寺領5石の御朱印状を拝領したといいます。
新編武蔵風土記稿による真明寺の縁起
(一之宮村)真明寺
冠木山蓮華院と号す、新義真言宗、高幡村金剛寺の末なり、慶安年中御朱印を賜はり、村内にて五石の地を御寄附ありと云り、客殿七間に六間、本尊十一面観音の立身、長三尺五寸ばかりなるを安置す。
十王堂。客殿の前にあり、二間に四間。(新編武蔵風土記稿より)
「多摩市史」による真明寺の縁起
【真明寺】山号は冠木山、院号は蓮華院。一ノ宮村にあり、朱印地は五石。本尊は十一面観音で、境内には十王堂がある。明治十三年(一八八〇)の「寺禄明細帳」に檀家三四戸。(「多摩市史」より)
真明寺の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
- 「多摩市史」