小郷山本覺院|中村不動尊、村民有志により明治20年に本堂を建立
本覺院の概要
本山修験宗寺院の本覺院は、小郷山と号し、中村不動尊として知られています。本覺院の創建年代等は不詳ながら、新編武蔵風土記講に記載され、江戸時代後期には建立していたことがわかります。村民有志により明治20年に本堂を建立、開山したといいます。
山号 | 小郷山 |
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院号 | 本覺院 |
寺号 | - |
住所 | 町田市常盤町 |
宗派 | 本山修験宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
本覺院の縁起
本覺院の創建年代等は不詳ながら、新編武蔵風土記講に記載され、江戸時代後期には建立していたことがわかります。村民有志により明治20年に本堂を建立、開山したといいます。
新編武蔵風土記稿による本覺院の縁起
(小山村)本覺寺
除地、一段十歩、小名中村にあり、小郷山と號す、當寺も本山修験木曾村覺圓坊の觸下にて、もと正明院の弟子をわかちてひらきしなりといふ。(新編武蔵風土記稿より)
「町田市史」による本覺院の縁起
本覚院(小山町)
所在地 町田市小山町字中村。
宗派 本山修験。
山寺号 小郷山本覚院。前記、正明院の分家で、同じく木曾覚円坊触下。
明治二〇年開山。
本堂 間口二間、奥行二間。寄棟御堂造り、木造亜鉛葺、明治二〇年村有志によって建てられた。二三段の石階上にある。
本尊 不動、長三尺、像背に「元禄十三年、相模国愛甲郡半原清竜寺」と刻す。せいたか、こんがら両童子、長一尺の脇仏を配す。堂前に辛夷花の大樹あり。縁日四月二八日。(「町田市史」より)
本覺院の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
- 「町田市史」