持寶院|町田市常盤町にある本山修験宗寺院

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玉郡山持寶院|常盤不動尊、明治6年には天台宗として復興

持寶院の概要

本山修験宗寺院の持寶院は、玉郡山と号し、常盤不動尊として知られています。持寶院の創建年代等は不詳ながら、鎌倉時代の創建と伝えられるともいいます。本山修験宗だったことから明治の神仏分離令の際に廃寺となったものの、明治6年には天台宗として復興したといいます。

持寶院
持寶院の概要
山号 玉郡山
院号 持寶院
寺号 -
住所 町田市常盤町3257
宗派 本山修験宗
葬儀・墓地 -
備考 -



持寶院の縁起

持寶院の創建年代等は不詳ながら、鎌倉時代の創建と伝えられるともいいます。本山修験宗だったことから明治の神仏分離令の際に廃寺となったものの、明治6年には天台宗として復興したといいます。

新編武蔵風土記稿による持寶院の縁起

(上小山田村)持寶院
除地、四段、字常盤にあり、玉郡山田澤寺連蔵坊と號す、本山修験にて木曾村覺圓坊觸下也、居宅に不動を祀れり。(新編武蔵風土記稿より)

「町田市史」による持寶院の縁起

持宝院(常盤町)
所在地 町田市常盤町中。
宗派 本山修験。木曾町覚円坊配下。
山寺号 玉郡山持宝院。『風土記稿』には玉郡山田沢寺連蔵坊とあり。
開山 持宝院縁起には鎌倉時代とあるが、これは明確でない。『風土記稿』には上記のように載録されているので、文政年間にはすでにあった。明治維新の修験廃止に逢い、同六年二月天台宗寺門派となり、常盤不動尊として今日に至る。
本堂 間口三間半、奥行三間半、向拝あり。寄棟亜鉛葺木造平家。
庫裡 六間半に五間の草屋。
本尊 不動。(「町田市史」より)


持寶院の周辺図


参考資料

  • 新編武蔵風土記稿
  • 「町田市史」