旧稲葉家住宅|青梅宿の町年寄を務めていた豪商稲葉家の居宅
旧稲葉家住宅の概要
旧稲葉家住宅は、青梅市森下町にある名所旧跡です。旧稲葉家住宅は、青梅宿の町年寄を務めていた豪商稲葉家の店舗兼居宅です。建築構造から江戸時代後期の建築と推定され、東京都有形民俗文化財に指定されています。
名称 | 旧稲葉家住宅 |
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みどころ | 東京都指定史跡 |
入場時間 | - |
入場料 | 無料 |
住所 | 青梅市森下町499 |
備考 | - |
旧稲葉家住宅の由緒
旧稲葉家住宅は、青梅宿の町年寄を務めていた豪商稲葉家の店舗兼居宅です。建築構造から江戸時代後期の建築と推定され、東京都有形民俗文化財に指定されています。
東京都教育委員会掲示による旧稲葉家住宅について
東京都指定有形民俗文化財
旧稲葉家住宅
稲葉家は、江戸時代に青梅宿の町年寄を務めた家柄で、青梅でも有数の豪商でした。青梅街道に沿って土蔵造り二階建ての主屋、門、棟割長屋が並び、主彌の東側に井戸と、北側には土蔵があります。
間口は五間半、奥行七間の土蔵造の主屋の表部分は、店舗として商業活動に充てられ、裏の部分は生活の場となっていました。
店舗部分は、間口いっぱいに土間を持つ前土間形式で、防火戸の収納部となる袖壁を左右にもつ一階部分と、土戸で守られた登り梁形式の二階部分からなっています。軒の低い登り梁形式から、江戸時代後期(一八世紀後半)の建築であると考えられます。
また土蔵は明治一九年(一八八六)頃の建築、棟割長屋・門・井戸屋方はその後の建築と考えられます。(東京都教育委員会掲示より)
旧稲葉家住宅の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
関連ページ
- 旧吉野家住宅(市指定史跡)
- 青梅市新町1-21-9