高雲山林川寺|天正元年庵室として創始
林川寺の概要
曹洞宗寺院の林川寺は、高雲山と号します。林川寺は、天寧寺6世九山整重禅師(天正8年1580年寂)が天正元年(一五七三)当地に隠栖、庵室として創始したといいます。
山号 | 高雲山 |
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院号 | - |
寺号 | 林川寺 |
住所 | 青梅市河辺町3-1129 |
宗派 | 曹洞宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
林川寺の縁起
林川寺は、天寧寺6世九山整重禅師(天正8年1580年寂)が天正元年(一五七三)当地に隠栖、庵室として創始したといいます。
新編武蔵風土記稿による林川寺の縁起
(河邊村)林川寺
境内除地三段三畝十八歩、高雲山と號す、曹洞の禅宗、根ヶ布村天寧寺の末、客殿四間に五間半ばかり、本尊薬師木の坐像にて、長一尺餘、開山は本山天寧寺五世廣菴と云ふ。(新編武蔵風土記稿より)
「青梅市史」による林川寺の縁起
林川寺 (高雲山)
河辺(現・河辺町三丁目)にあり、本尊は薬師如来である。天正元年(一五七三)、天寧寺六世九山整重が隠栖後の隠寮をここに結び、天正八年(一五八〇)七月十三日、ここで示寂したと伝え、従って整重禅師が開山である。元禄二年(一六八九)火災にかかり、本堂、庫裡ともその後の再建である。(「青梅市史」より)
林川寺の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
- 「青梅市史」