蔵宝山長全寺|青梅市成木にある曹洞宗寺院
長全寺の概要
曹洞宗寺院の長全寺は、蔵宝山と号します。長全寺の創建年代等は不詳ながら、石浄が開山したと伝えられ、長光寺十二世大童良租が寛文年間(1661-1672)中興したといいます。
山号 | 蔵宝山 |
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院号 | - |
寺号 | 長全寺 |
住所 | 青梅市成木3-304 |
宗派 | 曹洞宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
長全寺の縁起
長全寺の創建年代等は不詳ながら、石浄が開山したと伝えられ、長光寺十二世大童良租が寛文年間(1661-1672)中興したといいます。
新編武蔵風土記稿による長全寺の縁起
(上成木村)長全寺
除地、一段一畝二歩、小名大蔵野にあり、禅宗曹洞派、高麗郡下直竹村長光寺の末、蔵寶山と號す、堂七間に五間南向にて、庫裏を建つづけり、本尊釋迦木の立像長八寸、開山良蹟寛文十七年寂せり。(新編武蔵風土記稿より)
「青梅市史」による長全寺の縁起
長全寺(蔵宝山)
成木・大蔵野(現・成木三丁目)にあり、本尊は釈迦如来である。開山は石浄と伝えるが、創立の年代は不詳である。寛文年間(一六六一~七二)長光寺十二世大童良租によって中興。後、宝暦十二年(一七六二)の再建である。堂前に高さ一・八㍍の石地蔵があり、これは以前、成木・坂久にあったものを、江戸末期ここに移したもので、享保四年(一七一九)の銘があり、市内では最大の石地蔵である。(「青梅市史」より)
長全寺の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
- 「青梅市史」