大柳十一面観音堂|常保寺管理の十一面堂・観音堂
大柳十一面観音堂の概要
臨済宗建長寺派寺院の大柳十一面観音堂は、大柳町会館敷地内にあります。大柳十一面観音堂の創建年代等は不詳ながら、江戸時代後期に編纂された新編武蔵風土記稿に「見捨地、四間に二間半、十一面観音木の坐像長九尺餘、同寺(常保寺)持」と記され、明治維新後に編纂された西多摩郡村誌にも「瀑布山常保寺」に属すと記載されています。
山号 | - |
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院号 | - |
寺号 | - |
住所 | 青梅市大柳1538大柳町会館 |
宗派 | 臨済宗建長寺派 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
大柳十一面観音堂の縁起
大柳十一面観音堂の創建年代等は不詳ながら、江戸時代後期に編纂された新編武蔵風土記稿に「見捨地、四間に二間半、十一面観音木の坐像長九尺餘、同寺(常保寺)持」と記され、明治維新後に編纂された西多摩郡村誌にも「瀑布山常保寺」に属すと記載されています。
新編武蔵風土記稿による大柳十一面観音堂の縁起
(青梅村)観音堂
見捨地、四間に二間半、十一面観音木の坐像長九尺餘、同寺(常保寺)持。(新編武蔵風土記稿より)
「西多摩郡村誌」による大柳十一面観音堂の縁起
十一面觀音堂
堂地、縦九間三尺、横七間六寸、面積六十七坪。元標ヨリ未申ノ方、字大柳千五百三十八番官有地ニアリ。臨済宗本村瀑布山常保寺ニ屬ス。開基草創年號月日、開山僧名未詳ナラズ。堂地ハ玉川ノ北岸ニテ庭前ニ圍六尺有餘ノ老杉壹株アリ。幹ノ中程ニ圍ミ壹尺餘リノ槻ノ宿リ木アリ。本樹ト共ニ繁茂ス。堂後ニ圍壹丈有餘ノ老杉アリ。一株三幹ナリ。
堂。方二間半。南向ナリ。正面檀上ニ本尊坐像木佛ノ十一面觀音、長一尺五ト、臺後光共ニ安ス。黒漆内朱ノ長三尺ノ箱厨子ニ蔵ム。縁日七月十一日ナリ。(「西多摩郡村誌」より)
大柳十一面観音堂の周辺図
参考資料
- 「青梅市史」
- 「西多摩郡村誌」
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