法在山徳昌寺|江戸幕府より寺領5石の御朱印状
徳昌寺の概要
臨済宗建長寺派寺院の徳昌寺は、法在山と号します。徳昌寺は、真山和尚(文明3年1471年寂)が開山となり創建、慶安2年(1649)には江戸幕府より寺領5石の御朱印状を拝領したといいます。
山号 | 法在山 |
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院号 | - |
寺号 | 徳昌寺 |
住所 | 青梅市和田町2-425 |
宗派 | 臨済宗建長寺派 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
徳昌寺の縁起
徳昌寺は、真山和尚(文明3年1471年寂)が開山となり創建、慶安2年(1649)には江戸幕府より寺領5石の御朱印状を拝領したといいます。
新編武蔵風土記稿による徳昌寺の縁起
(日影和田村)徳昌寺
村の中央にあり、禅宗臨済派、同郡下長淵村玉泉寺門徒、法在山と號す、開山は眞山和尚文明三年三月廿九日寂す、本堂五間半に七間、本尊十一面観音木の立像長二尺五寸、運慶の作なりと云、御朱印寺領五石の地は村内にて賜はれり。
寺寶。
稺兒文殊ノ畫像一幅。啓書記の筆なり。
楊柳観音ノ畫像一幅。秋月の筆なり。
鐘楼。本堂の側にあり、鐘の圓径二尺一寸、銘文左にのす。(銘文省略)
水定庵。本堂の傍にあり、四間に二間半巽向、本尊地蔵鑄佛の立像にて、長二尺許、治工木村将監が作る處なり。
牛頭天王天満宮合殿。門前にあり、北向なり。(新編武蔵風土記稿より)
「青梅市史」による徳昌寺の縁起
寿香寺(宝在山)
和田(現・和田町二丁目)にあり、本尊は十一面観音菩薩である。関山真山和尚は文明三年(一四七一)三月の示寂である。慶安二年、五石の朱印状を寄せられた。明治二十七年四月十六日火災にかかり、仮本堂は昭和の建造である。(「青梅市史」より)
徳昌寺の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
- 「青梅市史」