拝島天神社|谷保天満宮の分霊を勧請して創建
拝島天神社の概要
拝島天神社は、昭島市拝島町にある神社です。拝島天神社は、文禄年間(1592-1595)に谷保天満宮から分霊を勧請して創建、明治40年に八幡日吉神社を合祀したといいます。
社号 | 天神社 |
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祭神 | 菅原道真公 |
相殿 | 大山咋命 |
境内社 | - |
住所 | 昭島市拝島町2-14-7 |
祭日 | 1月25日に近い日曜日 |
備考 | - |
拝島天神社の由緒
拝島天神社は、文禄年間(1592-1595)に谷保天満宮から分霊を勧請して創建、明治40年に八幡日吉神社を合祀したといいます。
新編武蔵風土記稿による拝島天神社の由緒
(拝島村)天神社
除地、一段八畝、神明社の西にあり、小祠、普明寺持(新編武蔵風土記稿より)
東京都神社名鑑による拝島天神社の由緒
文禄年間(一五九二-九五)に谷保の天満宮から分霊を奉斎したと伝えられている。また『日本霊異記』にある吉志火麻呂の館址であるとの説もあるが、祭神が筑紫に流謫され吉志火麻呂も筑紫の防人に左遷されたことなどから、説話をなしたものとも考えられる。明治四十年八月に八幡日吉神社を合祀した。境内にあった大欅は樹齢八百年以上といわれ、天然記念物(昭和十三年)に指定されていたが、老齢化のために昭和十四年五月と七月の二回倒壊する。(東京都神社名鑑より)
「昭島市史」による拝島天神社の由緒
天神社(拝島町)
文禄年間(一五九二~一五九五)に谷保天満宮から分霊を奉斉したと伝えられている。祭神は菅原道真で子供達の信仰が厚く、一月二五日の初天神などに天神講が開かれている。境内にあった大ケヤキは樹令八〇〇年以上と言われ、文部省の天然記念物に指定されていたが、老令化のためか自然に倒壊してしまった。(「昭島市史」より)
拝島天神社の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
- 東京都神社名鑑
- 「昭島市史」