惣十郎稲荷・浅間・神明社|上川原日枝神社の境外末社
惣十郎稲荷・浅間・神明社の概要
惣十郎稲荷・浅間・神明社は、昭島市昭和町にある神社で、上川原日枝神社の境外末社です。浅間社・惣十郎稲荷・神明社のうち、浅間社は「新編武蔵風土記稿」に記載されていることから文化文政年間(1804-1829)より以前の創建であることがわかります。惣十稲荷大明神は、熊本県の惣十稲荷を勧請して天保6年(1835)に創建したといいます。
社号 | 日枝神社 |
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祭神 | - |
相殿 | - |
境内社 | 天珠惣十郎稲荷社(天珠惣十郎稲荷大神)浅間社(木花咲耶姫命)神明社(天照大御神) |
住所 | 昭島市昭和町4-8 |
祭日 | - |
備考 | - |
惣十郎稲荷・浅間・神明社の由緒
浅間社・惣十郎稲荷・神明社のうち、浅間社は「新編武蔵風土記稿」に記載されていることから文化文政年間(1804-1829)より以前の創建であることがわかります。惣十稲荷大明神は、熊本県の惣十稲荷を勧請して天保6年(1835)に創建したといいます。
新編武蔵風土記稿による惣十郎稲荷・浅間・神明社の由緒
(上河原村)
浅間社
社地除、一畝二十歩、富士塚あるばかりにて社なし、塚の高さ八尺許、周回二間半 (新編武蔵風土記稿より)
「昭島市史」による惣十郎稲荷の由緒
惣十稲荷大明神(上川原町、現昭和町)
市役所の西方にある富士塚の傍に鎮座しているこの稲荷社は指田十次家所蔵の七郎右衛門の手による『永代万覚帳』にその由来が記されているが、天保六(一八三五)年の二月上旬に建立が終り、熊本県の惣十稲荷を勧請し祭が執り行われている。霊験あらたかで御利益があるといわれ、当時は毎月例祭を行い、多くの人々の信仰を集めていた。(「昭島市史」より)
惣十郎稲荷・浅間・神明社の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
- 東京都神社名鑑
- 「昭島市史」