鶴峰山三佛寺。宅間治部少輔親富、旧小机領三十三所子歳観音霊場
三佛寺の概要
浄土宗寺院の三佛寺は、鶴峰山即相院と号します。三佛寺は、宅間治部少輔親富(元和7年1621年寂)が開基となり創建したといいます。旧小机領三十三所子歳観音霊場28番です。
山号 | 鶴峰山 |
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院号 | 即相院 |
寺号 | 三佛寺 |
本尊 | 阿弥陀如来像 |
住所 | 横浜市旭区本村町76 |
宗派 | 浄土宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
三佛寺の縁起
三佛寺は、旗本宅間治部少輔親富(元和7年1621年寂)が開基となり創建したといいます。
新編武蔵風土記稿による三佛寺の縁起
(二俣川村)三佛寺
除地、二段、村の中央よりすこしく北に當りてあり、下膳部の北なり、浄土宗、瀧山大善寺末、峯鶴山則相院と號す、開基は地頭宅間治部少輔親富と云、元和七年正月十六日卒せり、客殿八間に六間巽に向へり、本尊は三尊の彌陀、木の立像長二尺ばかり、其餘立像の地蔵これも長三尺餘なり、いづれも聖徳太子の作らせ給ふ像なりと云。
鍾樓。客殿に向て右にあり、九尺四方なり、鐘は寶暦十一年に鑄しものなり。
観音堂。客殿に向て左の方にあり、三間四方、観音は木の立像にて、長一尺、これも聖徳太子の作りたまひしものなりと云傳ふ。(新編武蔵風土記稿より)
三佛寺の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿