常見山光傳寺。金沢三十四所観音霊場
光傳寺の概要
浄土宗寺院の光傳寺は、常見山無量院と号します。光傳寺は、長野六右衛門の先祖が開基となり、得蓮社忍譽空公靈傳(文禄4年1596年寂)が開山したといいます。金沢三十四所観音霊場10番です。
山号 | 常見山 |
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院号 | 無量院 |
寺号 | 光傳寺 |
住所 | 横浜市金沢区六浦3-2-11 |
宗派 | 浄土宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
光傳寺の縁起
光傳寺は、長野六右衛門の先祖が開基となり、得蓮社忍譽空公靈傳(文禄4年1596年寂)が開山したといいます。
新編武蔵風土記稿による光傳寺の縁起
(社家分村)
光傳寺
境内除地四畝、同所なり、淨土宗鎌倉光明寺末、常見山無量院と號す、本堂六間四方南向、本尊彌陀を安す、開山得蓮社忍譽空公靈傳、文祿四年七月二十四日寂す、開基は當村の民長野を氏とせる六右衛門の先祖なり、當寺に伽羅にて彫刻せる長六寸許の辨財天宇賀神の像あり、ともに蛇形にて二體相まとへる像なり、故に土人兩頭の辨天と稱す、こは近き年三艘浦の民太郎兵衛と云ものゝ宅地より掘出せしを寄附すと云ふ、
天神社 堂後の山にあり、小社此の社地二畝は除地なり、
地藏堂 堂に向て右にあり、三間四方、此堂にも三畝の除地あり、
鐘樓 門を入て右にあり、元祿十四年鑄造の鐘を掛く、 (新編武蔵風土記稿より)
光傳寺の周辺図
参考資料
- 新編武蔵国風土記稿