亀甲山専念寺。旧小机領三十三所子歳観音霊場
専念寺の概要
浄土宗寺院の専念寺は、亀甲山本覚院と号します。専念寺は、村民良太郎の先祖清太郎が慶長6年(1601)開基となり、耕公(慶長17年1612年寂)が開山したといいます。旧小机領三十三所子歳観音霊場16番です。
山号 | 亀甲山 |
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院号 | 本覚院 |
寺号 | 専念寺 |
住所 | 横浜市港北区新羽町1578 |
宗派 | 浄土宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
専念寺の縁起
専念寺は、村民良太郎の先祖清太郎が慶長6年(1601)開基となり、耕公(慶長17年1612年寂)が開山したといいます。
新編武蔵風土記稿による専念寺の縁起
(新羽村)
小名亀山。村の南にあり、村内専念寺、元は此所にありと云、故に彼等を亀甲山と號せり。
(新羽村)専念寺
除地、三段五畝十歩、村の中央にあり、浄土宗、橘樹郡小机村泉谷寺末、亀甲山と稱す、當寺も村内の字亀山と云所にありしを、此所へひきしことは前にもいへり、客殿七間に六間半巽向なり、本地木の立像にて長八寸許、慈覺大師の作なりと云り、開山は耕公慶長十年七月十四日寂す、村民良太郎と云者の先祖に清太郎と云あり、彼が慶長六年開基せしなりと云。
観音堂。門を入て左にあり、三間四方、正観音は木の立像長一尺餘。
稲荷社。客殿に向て左にあり、一間四方。(新編武蔵風土記稿より)
専念寺の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿