星宿山正福寺。准秩父三十四観音霊場、旧小机領三十三所子歳観音霊場、都筑橘樹十二薬師霊場
正福寺の概要
天台宗寺院の正福寺は、星宿山千手院と号します。正福寺の創建年代等は不詳ながら、当寺第二世が秀覺(寛永元年1624年寂)だといいます。准秩父三十四観音霊場28番・29番、旧小机領三十三所子歳観音霊場14番、都筑橘樹十二薬師霊場3番です。
山号 | 星宿山 |
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院号 | 千手院 |
寺号 | 正福寺 |
住所 | 横浜市港北区新吉田町4569 |
宗派 | 天台宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
正福寺の縁起
正福寺の創建年代等は不詳ながら、当寺第二世が秀覺(寛永元年1624年寂)だといいます。
新編武蔵風土記稿による正福寺の縁起
(吉田村)正福寺
地頭除、一丁二段二畝七歩、村の北大久保鶴松が采地の内なり、天台宗、橘樹郡駒林村金蔵院末、星宿山千手院と號す、客殿七間に六間南向、本尊釈迦木の坐像長一尺八寸許、開山開基詳ならず、第二世の僧を秀覺と云、寛永元年十一月二十四日寂す。
稲荷社。客殿の西の方丘上にあり。
天神社。同じ邊にあり。
太子堂。客殿より東の方にあり、三十年前に焼失して再建せず、太子の像は今寺に納む、立身の木像長二尺許にして彩色を加へり。(新編武蔵風土記稿より)
正福寺の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿