壽保山長泉寺。旧小机領三十三所子歳観音霊場
長泉寺の概要
高野山真言宗寺院の長泉寺は、壽保山寶申院と号します。長泉寺の創建年代等は不詳ながら、玄融(元和6年1620年寂)が中興したといます。慶安2年(1649)には本尊不動堂領として寺領5石の御朱印状を拝領したといいます。旧小机領三十三所子歳観音霊場30番です。
山号 | 壽保山 |
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院号 | 寶申院 |
寺号 | 長泉寺 |
本尊 | 不動明王像 |
住所 | 横浜市緑区中山町732 |
宗派 | 高野山真言宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
長泉寺の縁起
長泉寺の創建年代等は不詳ながら、玄融(元和6年1620年寂)が中興したといます。慶安2年(1649)には本尊不動堂領として寺領5石の御朱印状を拝領したといいます。
新編武蔵風土記稿による長泉寺の縁起
(中山村)長泉寺
境内御朱印地内、村の中央にあり、古義真言宗、橘樹郡鳥山三會寺末、壽保山寶申院と號す、開山は寺傳を失ひたれど、中興開山を玄融と云、元和六年六月寂す、客殿八間に六間南に向ふ、本尊不動は坐像にて長三尺ばかり、古佛なれどもその作を傳へず、慶安二年八月十七日不動堂領五石の御朱印を賜はれり。
観音堂。三間四方西向なり、客殿に向ひて右の方にあり、本尊聖観音坐像にて長一尺八寸ばかり。(新編武蔵風土記稿より)
長泉寺の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿