慈眼寺。旧小机領三十三所子歳観音霊
慈眼寺の概要
高野山真言宗寺院の慈眼寺は、横浜市緑区寺山町にある寺院です。慈眼寺の創建年代等は不詳ながら、かつては観音院と号して観音如来像を本尊としていたものの、その後本尊を不動明王像としたといいます。旧小机領三十三所子歳観音霊場29番です。
山号 | - |
---|---|
院号 | - |
寺号 | 慈眼寺 |
本尊 | 不動明王像 |
住所 | 横浜市緑区寺山町229 |
宗派 | 高野山真言宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
慈眼寺の縁起
慈眼寺の創建年代等は不詳ながら、かつては観音院と号して観音如来像を本尊としていたものの、その後本尊を不動明王像としたといいます。
新編武蔵風土記稿による慈眼寺の縁起
(寺山村)慈眼寺
除地、五段、村の西の方山の中央にあり、古義真言宗、橘樹郡鳥山村三會寺の末、昔は観音院といひで今境内にある観音を本尊とせしが、いかなるゆへにや別に堂を立て本尊をかへたりしと云、客殿五間に七間東向なり、本尊不動立像にて、長二尺五寸許、開山開基を詳にせず。
観音堂。境内山上にあり、石階六十級をのぼりて三間四方の堂なり、本尊十一面観音は木の立像、長五尺なるを安せり、山城國清水の観音と同木にて、行基菩薩の作なりと云、この堂の並びに金毘羅の社あり。(新編武蔵風土記稿より)
慈眼寺の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿