東稲荷社|京都伏見稲荷神社を勧請して創祀
東稲荷社の概要
東稲荷社は、足立区千住曙町にある稲荷神社です。東稲荷社の創建年代等は不詳ですが、京都伏見稲荷神社を勧請して創祀、千住東町一丁目の東武線の引込線近くにあったといいます。東武線の脱線事故により社殿を破壊、昭和28年当地へ遷座したといいます。
社号 | 東稲荷社 |
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祭神 | 倉魂稲命 |
境内社 | - |
相殿 | - |
住所 | 足立区千住曙町1-5 |
備考 | - |
東稲荷社の由緒
東稲荷社の創建年代等は不詳ですが、京都伏見稲荷神社を勧請して創祀、千住東町一丁目の東武線の引込線近くにあったといいます。東武線の脱線事故により社殿を破壊、昭和28年当地へ遷座したといいます。
足立風土記稿による東稲荷社の由緒
東稲荷神社
祭神は宇迦之御魂命で、京都の伏見稲荷神社から分祀された。東武鉄道の踏み切りに寸断されたような場所に祀られている。以前は、千住東町一丁目の東武線の引込線が伸びるあたりに鎮座していたという。東武線の脱線事故の際に、社殿を壊してしまったため、一九五三(昭和二八)年に現在地に移転された。踏み切り際に立つ碑文は「昭和廿八年二月吉日東稲荷再建記念碑 東講中」とあるその下に小さく(中略)一一人の名前が刻まれている。現在は千住曙町の一部になったが、千住東町のものであったことは、その名の「東稲荷」だけではなく、玉垣に記された名前の多くが東町としていることからも窺える。
祭礼は、二月の二の午の日に千住三丁目本氷川神社の宮司さんがやってきて執り行っているという。世話人は千住東二丁目町会である。祭礼のあとは町会会館で直会を行っている。(足立風土記稿より)
東稲荷社の周辺図