中曽根神社|室町時代に築城された中曽根城内に勧請された妙見社
中曽根神社の概要
中曽根神社は、足立区本木にある神社です。中曽根神社は、千葉次郎勝胤公によって室町時代に築城された中曽根城内に、千葉氏の崇敬する妙見社を勧請したものといい、昭和7年興野の雷神社を合祀して中曽根神社と改称したといいます。
社号 | 中曽根神社 |
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祭神 | 大雷神、国常立命 |
相殿 | - |
境内社 | 御獄社 |
住所 | 足立区本木2-5-7 |
備考 | - |
中曽根神社の由緒
中曽根神社は、千葉次郎勝胤公によって室町時代に築城された中曽根城内に、千葉氏の崇敬する妙見社を勧請したものといい、昭和7年興野の雷神社を合祀して中曽根神社と改称したといいます。
新編武蔵風土記稿による中曽根神社の由緒
妙見社
千葉某の古城跡にあり、則かの城の鎮守なりしと云、千葉氏の妙見を尊敬することは、世にも知る所なれば左もあるべし。
御手洗池。(新編武蔵風土記稿より)
「中曽根神社神燈講の碑文」による中曽根神社の由緒
中曽根城は、室町時代千葉次郎勝胤公によって築城された。周囲六町四方(36ヘクタール)でそとがまえに堀や土居をめぐらしていたと伝えられている。今でも小宇に、井戸、小屋の内出などの名が残っている。
当社の境内は城の一部で、一段と高く、千葉氏の信仰する妙見社がまつられていた。幾星霜の間に周囲は耕地となり、現在は都市化した。
昭和七年、妙見社と興野の雷社と合せて中曽根神社とし、当地の氏神として祀ったものである。(中曽根神社神燈講の碑文)
中曽根神社の周辺図