六月八幡神社|六月の炎天時に苦戦した八幡太郎源義家が鶴岡八幡宮に祈願
六月八幡神社の概要
六月八幡神社は、足立区六月にある八幡神社です。六月八幡神社は、八幡太郎源義家が奥州征伐に向う際、当所での戦闘に六月の炎天時でもあり苦戦、鶴岡八幡宮に祈願し、勝利を得たことから、当地を六月村とし、当社を創建したといいます。
社号 | 八幡神社 |
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祭神 | 誉田別命 |
境内社 | - |
相殿 | - |
住所 | 足立区六月3-13-19 |
備考 | - |
六月八幡神社の由緒
六月八幡神社は、八幡太郎源義家が奥州征伐に向う際、当所での戦闘に六月の炎天時でもあり苦戦、鶴岡八幡宮に祈願し、勝利を得たことから、当地を六月村とし、当社を創建したといいます。
新編武蔵風土記稿による六月八幡神社の由緒
(六月村)八幡社
村の鎮守なり、神體正八幡は馬上にて弓矢を帶せし像なり、近年造りし像にて、舊き神体は水溢にあひて失ひたりと云、抑當社は古へ八幡太郎義家奥州へ発向の時當所をよぎり給ひしに、野武士等道をさへぎれり、頃は六月炎暑の時なれば、軍勢疲て戦こと能はざりしに、義家相州鶴岡八幡宮に祈誓し、日影を背後となし、戦はれしかば、野武士等日に向ひ面をちらし、眼くらみ討るる者数多にして、いひに敗北せり、されは義家勝利を得給ひしとて、やがて當社を勧請あり、故に村名を六月と呼び、別當を炎天寺と號せしといふ、この説尤附會の説なるべし。
末社。稲荷社。(新編武蔵風土記稿より)
六月八幡神社の周辺図