龍華山長安寺|もと築地本願寺の寺中寺
長安寺の概要
浄土真宗本願寺派寺院の長安寺は、龍華山と号します。長安寺の創建年代等は不詳ながら、釋宗保が江戸時代初期に創建、築地本願寺の寺中寺だったといいます。大正12年の関東大震災に罹災し、昭和初期に当地へ移転しました。
山号 | 龍華山 |
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院号 | - |
寺号 | 長安寺 |
住所 | 足立区東伊興4-10-18 |
宗派 | 浄土真宗本願寺派 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
長安寺の縁起
長安寺の創建年代等は不詳ながら、釋宗保が江戸時代初期に創建、築地本願寺の寺中寺だったといいます。大正12年の関東大震災に罹災し、昭和初期に当地へ移転しました。
「ブックレット足立風土記伊興地区」による長安寺の縁起
長安寺
浄土真宗本願寺派。山号は龍華山長安寺。本尊は阿弥陀如来。(「ブックレット足立風土記伊興地区」より)
「足立区仏教会その歩みと名鑑」による長安寺の縁起
長安寺
当長安寺が開創されたのは1600年代、釋宗保によってであると伝えられているが、たびたびの災禍によって記録が焼失しているため、はっきりしたことはわからない。いずれにしても築地御坊の寺中58ヶ寺の1寺として約270年ほど築地に所在していた。
大正12年の関東大震災で築地御坊はもちろん、寺中寺院もことごとく灰燼に帰した。しばらくは焼跡に仮御堂を建てていたが、東京府の復興計画が進捗するに及んで東京の郊外に移転しなければならなくなり、いくつかの候補地のなかから現在の地に寺域を移すこととなって、昭和の初期(3~4年ごろ)に移転した。(「足立区仏教会その歩みと名鑑」より)
長安寺の周辺図