不動院|足立区堀之内にある真言宗系単立寺院

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覚王山不動院|荒綾八十八ヶ所

不動院の概要

真言宗系単立寺院の不動院は、覚王山二宮寺と号します。不動院の創建年代は不詳ですが、新編武蔵風土記稿には、「新義真言宗、沼田村恵明寺末、覚王山二宮寺と號す、本尊不動を安す。 観音堂。正観音を安す。」とあります。荒綾八十八ヶ所霊場61番札所です。

不動院
覚王山不動院の概要
山号 覚王山
院号 不動院
寺号 二宮寺
住所 足立区堀之内1-7-3
本尊 不動明王
宗派 真言宗系単立
葬儀・墓地 -
備考 荒綾八十八ヶ所霊場61番札所



不動院の縁起

不動院の創建年代は不詳ですが、新編武蔵風土記稿には、「新義真言宗、沼田村恵明寺末、覚王山二宮寺と號す、本尊不動を安す。 観音堂。正観音を安す。」とあります。

新編武蔵風土記稿による不動院の縁起

不動院
新義真言宗、沼田村恵明寺末、覚王山二宮寺と號す、本尊不動を安す。
観音堂。正観音を安す。(新編武蔵風土記稿より)

足立区仏教会資料による不動院の縁起

創建年は不詳、覚王山不動院と号し江北村字下沼田恵明寺の末寺で、真言宗豊山村に属していたが、昭和28年独立して単立寺院となる。当寺の開山は、伝説として古老の言い伝える所によれば、行基菩薩が東北地方巡行のおり、当地に至り、民家に一泊したおりに氷川神、山王神が夢枕に立って、「この地は聖地なれば、吾らを祭れば村人の為に招福除災とならん」と霊夢を受け、村民一同に話し、ニ神合祀して一宇を建立し、よって覚王山不動院二宮寺と号す。(足立区仏教会資料より)

足立風土記資料寺院明細による不動院の縁起

小本寺恵明寺末 東京府管轄武州足立郡堀ノ内村 覚王山 不動院
創立年月并開山不詳、香衣一色着用寺格
埼玉県管轄武州足立郡笹目村農長谷川弥五兵衛次男、嘉永3年5月28日同管轄同州同郡沼田村恵明寺ニ於テ得度、慶応4年2月不動院ニ入寺、本山和州初瀬小池坊年数10ヶ年。以上僧一人。
境内 2反3畝分、但除地
檀家 26軒
門末并庵室無之(足立風土記資料寺院明細)

不動院の周辺図