原稲荷神社|町屋稲荷、三河国の百姓が町屋に移住して創建
原稲荷神社の概要
原稲荷神社は、荒川区町屋にある神社です。原稲荷神社は、天正18年(1590)、徳川家康の江戸入府にともなって、三河国(愛知県)の百姓が町屋に移住してきたときに創建されたと伝えられ、正保4年(1647)・明暦3年(1657)銘の庚申塔などが残されています。
社号 | 原稲荷神社 |
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祭神 | 倉稲魂命、須佐之男命、事代主命 |
相殿 | - |
境内社 | - |
住所 | 荒川区町屋2-8-71 |
備考 | 通称町屋稲荷 |
原稲荷神社の由緒
原稲荷神社は、天正18年(1590)、徳川家康の江戸入府にともなって、三河国(愛知県)の百姓が町屋に移住してきたときに創建されたと伝えられ、正保4年(1647)・明暦3年(1657)銘の庚申塔などが残されています。
荒川区教育委員会掲示による原稲荷神社の由緒
稲荷神社は通称原稲荷・町屋稲荷とも呼ばれ、五穀豊穣の神である倉稲魂命を祀る。その創祀年代は未詳だが、天正18年(1590)、徳川家康の江戸入府にともなって、三河国(愛知県)の百姓が町屋に移住してきたときにさかのぼる、という伝承がある。
社伝右脇の庚申塔は、江戸初期の正保4年(1647)2月吉日の紀年銘をもち、4組の夫婦によって建てられたことがわかる。全国的にも珍しい、阿弥陀三尊の線刻が施されている。(荒川区教育委員会掲示より)
東京都神社名鑑による原稲荷神社の由緒
不詳。境内入口に正保四年(一六四七)と明暦三年(一六五七)の庚申塔などがあり、古くから町屋の人びとに崇敬されていたことが知られる。(東京都神社名鑑より)
原稲荷神社の周辺図