日枝神社|旧中村町(千住宿)鎮守、山王清兵衛稲荷
日枝神社の概要
日枝神社は、荒川区南千住にある神社です。日枝神社は、正和5年(1316)に創建されたと伝えられ、江戸時代には千住宿中村町の鎮守社だったといいます。境内には歯神清兵衛を祀った山王清兵衛稲荷があります。
社号 | 日枝神社 |
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祭神 | 大山咋神 |
相殿 | - |
境内社 | - |
住所 | 荒川区南千住7-23-18 |
備考 | 旧中村町(千住宿)鎮守 |
日枝神社の由緒
日枝神社は、正和5年(1316)に創建されたと伝えられ、江戸時代には千住宿中村町の鎮守社だったといいます。境内には歯神清兵衛を祀った山王清兵衛稲荷があります。
境内掲示による日枝神社の由緒
日枝神社は、江戸時代山王社とよばれた旧中村町(千住宿)の鎮守であり、正和5年(1316)に建てられたと伝える。
この社の入口にあたる旧砂尾堤土手北端に歯神清兵衛を祀った小祠がある。いずれかの藩士清兵衛が虫歯の痛みに耐えかねてこの地で切腹し、遺言によってその霊を祀ったという。俗に山王清兵衛とよばれ、歯痛に悩む者が祈願して効き目があれば、錨をくわえた女性の絵馬を奉納する慣わしで、千住の歯神として有名であった。(境内掲示より)
新編武蔵風土記稿による日枝神社の由緒
(中村町)
又橋場町山王社地の飛地あり、四百三十五坪山王門前と唱へ寺社奉行支配の町屋にて俗に百姓古門前と唱るものなり。
(橋場町在方分)三王社
山谷町福壽院持、當社は、正和五年勧請と云、鳥居の前に碑一基あり、是を土俗山王清兵衛と呼ふ、歯痛を祈願するに霊験あり、當社除地の飛地中村町の内町並をなせる處にあり、村民連住す世に百姓古門前と云もの也。(新編武蔵風土記稿より)
日枝神社所蔵の文化財
- 庚申塔(寛文9年10月12日銘)(荒川区登録文化財)
日枝神社の周辺図