蛇塚|新堀村と谷中本村との入会地にあたる当地にあった塚
蛇塚の概要
蛇塚は荒川区西日暮里にある名所旧跡です。蛇塚は、かつて当地にあった塚で、新堀村と谷中本村との入会地にあたり、新堀村と谷中本村との両村に小名「蛇塚」と字名が付けられていました。「蛇塚」の名称を後世に残すため、大正年間初期に折田長治郎氏が石碑を再建したといいます。
名称 | 蛇塚 |
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みどころ | - |
入場時間 | - |
入場料 | 無料 |
住所 | 荒川区西日暮里1-44-5 |
備考 | - |
蛇塚について
蛇塚は、かつて当地にあった塚で、新堀村と谷中本村との入会地にあたり、新堀村と谷中本村との両村に小名「蛇塚」と字名が付けられていました。「蛇塚」の名称を後世に残すため、大正年間初期に折田長治郎氏が石碑を再建したといいます。
境内掲示による山王清兵衛の祠について
蛇塚
新堀村字蛇塚と呼ばれたこの地は、江戸時代は新堀村と谷中本村との入会地で、塚は両村の境に位置していた。蛇塚という字名は、この塚に由来する。
文政十一年(一八二八)成立の江戸時代の地誌『新編武蔵風土記稿』には「蛇塚 陸田の内にあり」と記されており、昔は田畑の中に祀られていたことが分かる。
現在の碑は、大正の初めに折田長治郎氏によって再建されたもの。蛇塚の名称を後世に残すために建てられたという。「蛇塚弁財天」として祀られている。(荒川区教育委員会掲示より)
「新修荒川区史」による山王清兵衛の祠について
蛇塚弁財天(日暮里町八丁目)
大正初年の頃、日暮里町の折田長次郎が、忘れ去られんとする蛇塚を再建して蛇塚弁財天と称してこれを祭ったのである(「新修荒川区史」より)
新編武蔵風土記稿による山王清兵衛の祠について
(谷中本村)
小名
蛇塚。少しの塚あり
(新堀村)
蛇塚
陸田の内にあり(新編武蔵風土記稿より)
蛇塚の周辺図