満海山公春院|寛文10年に創建
公春院の概要
浄土宗寺院の公春院は、満海山千日寺と号します。公春院は、満海大行者(寛永4年1627年寂)が修験僧坊として創建、延宝年間(1673-1681)に浄土宗に改めて一寺としたといいます。
山号 | 満海山 |
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院号 | 公春院 |
寺号 | 千日寺 |
住所 | 荒川区南千住1-32-9 |
宗派 | 浄土宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
公春院の縁起
公春院は、満海大行者(寛永4年1627年寂)が修験僧坊として創建、延宝年間(1673-1681)に浄土宗に改めて一寺としたといいます。
公春院(南千住町六丁目一五番地)
満海山公春院は浄土宗鎮西派に属し、浅草聖徳寺の末寺である。開山の満海大行者(寛永四年示寂)は元修験者で、こゝはその僧坊であった。延宝年中一院となり浄土宗に改宗した。本尊は阿弥陀如来である。
かつて当山門内に「証拠の松」と呼ばれる老松があった。新地改之折この老松がかの地の新地でない証拠となり、証拠の松と呼ぶに至ったろいう。院内の観音堂は明治十年、当寺第二十二世麻上晋静上人の所建に係り、現在の堂は昭和十年の改築、敷地は四百九十五坪余である。(「新修荒川区史」より)
公春院所蔵の文化財
- 絵本着色仏涅槃図(荒川区登録文化財)
- 太鼓(天明7年2月吉日銘)(荒川区登録文化財)
公春院の周辺図