三河稲荷神社|文京区本郷の神社
三河稲荷神社の概要
三河稲荷神社は、文京区本郷にある稲荷神社です。三河稲荷神社は、三州碧海郡上野庄稲荷山の稲荷神社を、天正18年(1590)江戸吹上に奉遷、慶長11年(1606)本郷に遷座したといいます。本郷の地が町人地となり、氏神として鎮祭、明治23年当地に遷座したといいます。
社号 | 稲荷神社 |
---|---|
祭神 | 宇迦之御魂命 |
相殿 | - |
境内社 | - |
住所 | 文京区本郷2-20-5 |
祭日 | - |
備考 | - |
三河稲荷神社の由緒
三河稲荷神社は、三州碧海郡上野庄稲荷山の稲荷神社を、天正18年(1590)江戸吹上に奉遷、慶長11年(1606)本郷に遷座したといいます。本郷の地が町人地となり、氏神として鎮祭、明治23年当地に遷座したといいます。
「本郷區史」による三河稲荷神社の由緒
三河稲荷神社
元町二丁目六十番地に在り、宇迦御魂を祭神とする無格社である。家康入國の時三河より随從せる者の三州碧海郡より遷して元町二丁目の地に祀る處で(各町史参照)、祭禮は六月一、二日である。(「本郷區史」より)
東京都神社名鑑による三河稲荷神社の由緒
当社は三州碧海郡上野庄稲荷山に鎮座して、徳川家康三州在城のみぎり崇敬浅からず、しばしば奇瑞ありて神徳を感じ、開運の後、神領として三十石に山林境内を寄進あり、天正十八年(一五九〇)江戸入国にさいし社を吹上に造営奉遷した。 慶長十一年(一六〇六)由緒ありて仲間小人拝領大縄地に移住の節、大縄地氏神として奉遷、元禄七年(一六九四)町地となるにおよび、本郷元町と改称、一丁目・二丁目の氏神として鎮祭し、明治元年地続の浄土宗昌清寺囲内になるにおよび、元町二丁目三番地に二百余坪の敷地を購い遷座、のち明治二十六年三月本郷給水所設置により、現在の所に遷座。大正十二年九月の大震災により全焼、大正十三年六月本殿・幣殿・拝殿・神楽殿・社務所完成、社務所は昭和五十八年改築現在に至る。(東京都神社名鑑より)
三河稲荷神社の周辺図
参考資料
- 東京都神社名鑑
- 「本郷區史」