最乗寺東京別院|文京区白山にある曹洞宗寺院
最乗寺東京別院の概要
曹洞宗寺院の最乗寺東京別院は、大雄山と号します。最乗寺東京別院は、東京在住のご信者の参詣利便のために、明治16年小田原の道了尊(大雄山最乗寺の鎮守)を本郷追分の地に勧請、昭和53年当地に新堂宇を建立したといいます。
山号 | 大雄山 |
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院号 | - |
寺号 | 最乗寺東京別院 |
住所 | 文京区白山5-32-11 |
宗派 | 曹洞宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
最乗寺東京別院の縁起
最乗寺東京別院は、東京在住のご信者の参詣利便のために、明治16年小田原の道了尊(大雄山最乗寺の鎮守)を本郷追分の地に勧請、昭和53年当地に新堂宇を建立したといいます。
境内掲示による最乗寺東京別院の縁起
大雄山東京別院は明治15年に、東京在住のご信者の参詣利便のために、小田原の道了尊を本郷追分の地に勧請し、昭和53年秋に現在地に新たに堂宇を建立した。
本院は神奈川県南足柄市大雄町に在る大雄山最乗寺であります。開創600年に及ぶ大寺で曹洞宗に属し、開山了庵慈明禅師の門流は全国四千余ヶ寺を数える古刹であります。
常に鎮守道了大菩薩の祈祷を修し人々の諸願成就を祈念する霊場であります。当別院も宗派を問わず参詣自由又、葬儀斎場としての使用も出来ます。(境内掲示より)
東京名所図会による最乗寺東京別院の縁起
道了権現
道了権現は、駒込追分町六十三番地にあり、相州足柄上郡岡本村曹洞宗大雄山最乗寺の出張所にして、明治十六年中此地に開設し、老幼の参拝に便ならしむ。表通に面し、石門(明治十六年石工酒井右衛門寄進)鐵扉(新吉原江戸町二丁目埼玉正三郎奉納)、扉に葉團扇を鋳出す、門内右に嗽石盤あり、覆屋瓦葺四趾、鐵燈籠を吊る、敷石一條、本堂に通ず堂前鐵桶両基(明治十七年五月安祥講とあり)、正面「靈通殿」の額、「道了大菩薩」の提灯、緋羅紗の幔幕、白ぬきの葉團扇、永讀元講、豊盛講、神田東西講等各講中の奉納品あり、廓を架して左の方玄關に通ず、玄關に「大本山総持寺再建勧募最乗寺事務所」と標す、境内赤樫、松、椿、躑躅を栽ゑ「樹木を折るべからず」との建札あり。(境内掲示より)
最乗寺東京別院の周辺図
参考資料
- 東京名所図会