清水山専教院|御府内八十八ヶ所霊場
専教院の概要
真言宗豊山派寺院の専教院は、清水山灌頂寺と号します。専教院は、良法法印が開基となり延宝9年(1681)創建したといいます。御府内八十八ヶ所霊場79番です。
山号 | 清水山 |
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院号 | 専教院 |
寺号 | 灌頂寺 |
住所 | 文京区小日向3-6-10 |
宗派 | 真言宗豊山派 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
専教院の縁起
専教院は、良法法印が開基となり寛文5年(1665)創建したといいます。
「小石川区史」による専教院の縁起
清水山専教院。新義真言宗豊山派、寶仙寺(府下中野町)末。本尊地蔵菩薩。寛文五年の開創で、天明の頃四國八十八ヶ所の内、讃岐の國西ノ庄崇徳山天王寺第七十九番札所を移し、今に府内八十八ヶ所の内七十九番札所として遍路の参詣人が絶えない。文政の頃には境内三百三十八坪あった。(「小石川区史」より)
東京名所図会による専教院の縁起
(小日向臺町)
専教院は。小日向臺町一丁目五十六番地に在り。清水山と號す。真言宗にして法仙寺末なり。門前に石標あり。御府内八十八箇所讃岐國専修天王移第七十九番と刻す。門柱には十善教育會の札を掲げあり。
大師堂は東向にて。瓦葺素木造りなり。本堂とては別になく。大師堂に續きて庫裡等あり。(東京名所図会より)
専教院の周辺図
参考資料
- 「小石川區史」
- 東京名所図会