龍頭山善雄寺|文京区小石川にある浄土宗寺院
善雄寺の概要
浄土宗寺院の善雄寺は、龍頭山宝珠院と号します。善雄寺は、深蓮社信誉笈廓上人が開山となり元和年間(1615-1624)神田駿河台に創建、元和七年当地へ移転したといいます。
山号 | 龍頭山 |
---|---|
院号 | 宝珠院 |
寺号 | 善雄寺 |
住所 | 文京区小石川2-22-2 |
本尊 | - |
宗派 | 浄土宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
善雄寺の縁起
善雄寺は、深蓮社信誉笈廓上人が開山となり元和年間(1615-1624)神田駿河台に創建、元和七年当地へ移転したといいます。
東京名所図会による善雄寺の縁起
善雄寺は(小石川)餌差町三十五番地にあり。龍頭山寶珠院と號す。浄土宗知恩院末。元和年中起立。開山深蓮社信譽笈廓上人なり。本尊阿弥陀如来。慈覚大師の作。又地蔵尊あり。引接地蔵尊と稱し。弘法大師の作といへり。(東京名所図会より)
「小石川區史」による善雄寺の縁起
龍頭山寶樹院善雄寺。浄土宗鎮西派、總本山知恩院末。本尊は阿彌陀如来である。當寺の開基は元和年中で三橋但馬之輔が寺地を寄進し、深蓮社信譽上人を開山とし、駿河臺に一宇を建立した(開基の歿年が元和三年であるから、それ以前に建立されたものと思はれる。)元和七年、お茶の水總堀堀鑿のため御用地となつたので今の地へ移轉し、承應三年境内を拝領地として賜はつた。開山信譽上人は慶安四年二月十九日寂で、『文政書上』には境内拝領地九百七十六坪半と記されてゐる。當寺には幕末の畫家福田半香の墓がある。(「小石川區史」より)
善雄寺の周辺図
参考資料
- 「小石川區史」
- 東京名所図会