黒部山常瑞寺|伊勢三郎義盛が開創
常瑞寺の概要
真宗大谷派寺院の常瑞寺は、黒部山と号します。常瑞寺は、源義経の家臣黒部伊勢三郎義盛が天台宗寺院として開創、愛知県海部郡にあったものの、永正年間(1504-1520)頃に浄土真宗に改めたといいます。元和六年江戸に出府、芝金杉に常瑞寺を創立、明治28年の区画整理により明治29年当地へ移転したといいます。
山号 | 黒部山 |
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院号 | - |
寺号 | 常瑞寺 |
住所 | 文京区向丘2-29-10 |
宗派 | 真宗大谷派 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
常瑞寺の縁起
常瑞寺は、源義経の家臣黒部伊勢三郎義盛が天台宗寺院として開創、愛知県海部郡にあったものの、永正年間(1504-1520)頃に浄土真宗に改めたといいます。元和六年江戸に出府、芝金杉に常瑞寺を創立、明治28年の区画整理により明治29年当地へ移転したといいます。
「本郷區史」による常瑞寺の縁起
常瑞寺
駒込蓬莱町に在り、大谷派本願寺末、黒部山と號す、初め尾州海西郡富士安之郷立田村に在り、源義経の家臣黒部伊勢三郎義盛の開創といふ。初め天台宗に属したが、永正の頃了念の時真宗に轉歸了念三代慶運(寛永十四年寂)元和六年江戸に出でて芝金杉西應寺領に常瑞寺を創立した。其後類焼に會して、屡々寺地を轉じ寶暦十二年以降は芝金杉勧勝寺寺中(御府内寺社帳)に在つたが、明治二十八年類焼後市區改正に依り道路敷地に編入されたので、二十九年現地に移轉した。(「本郷區史」より)
常瑞寺の周辺図
参考資料
- 「本郷區史」