小岩神社|江戸川区東小岩の神社

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小岩神社|旧称五社大明神、中小岩村・下小岩村の鎮守

小岩神社の概要

小岩神社は、江戸川区東小岩にある神社です。小岩神社は、かつて五社大明神または五社明神社と称し、東葛西領行徳に鎮座されていた古社を天文5年(1536)下小岩村の萬福寺に遷座、中小岩村・下小岩村の鎮守となっていたといいます。天保11年(1840)現在地へ遷座、明治初年小岩神社と改称、村社だったといいます。

小岩神社
小岩神社の概要
社号 小岩神社
祭神 天照大御神、表筒男命、中筒男命、底筒男命、天児屋根命、誉田別命、衣通媛命
相殿 -
境内社 稲荷社、浅間祠、日枝祠、道祖神、和魂神社
住所 江戸川区東小岩6-15-15
備考 -



小岩神社の由緒

小岩神社は、かつて五社大明神または五社明神社と称し、東葛西領行徳に鎮座されていた古社を天文5年(1536)下小岩村の萬福寺に遷座、中小岩村・下小岩村の鎮守となっていたといいます。天保11年(1840)現在地へ遷座、明治初年小岩神社と改称、村社だったといいます。

「江戸川区史」による小岩神社の由緒

小岩神社(東小岩六丁目一五番一五号)
旧中小岩、下小岩村の鎮守で摂社五社を有し村社であった。祭神に天照大神、誉田別命、玉津姫命、天光屋根命、表中底筒男命をまつる。当社はもと千葉県行徳にあったが、天文五年(一五三六)東小岩の萬福寺に移され、更に天保十一年(一八四〇)九月現在地に遷座した。その間天保元年に別当萬福寺が火災のため旧記を焼失した。はじめは五社神明社といわれたが、明治になって小岩神社と改称した。
社殿は寛文十一年九月古社の故をもって、酒井雅楽頭および板倉筑後守より本殿と拝殿の造営を寄進されたものであったが、老朽したので昭和三十七年十月拝殿と幣殿が再建された。境内に稲荷大明神と小岩地区の戦歿者をまつる和魂神社の小社がある。(「江戸川区史」より)

新編武蔵風土記稿による小岩神社の由緒

(中小岩村)五社明神社
天照大神、八幡、春日、住吉、玉津島の五坐を祭れり。当村及び下小岩村の鎮守とす。下小岩萬福寺持、下同じ。(新編武蔵風土記稿より)

東京都神社名鑑による小岩神社の由緒

東葛西領行徳に鎮座せる五社明神を、天文五年(一五三六)小岩地区に御動座申し上げ、天保十一年(一八四〇)九月村落の中央にくらいする現在の地に御遷座した。五社明神社と称せられ、明治初年小岩神社と改称した。社殿は古社のゆえをもって酒井雅楽頭、板倉筑後守より本殿と拝殿の造営を寄進せられたものであったが、老朽したので昭和三十七年十月拝殿と幣殿が再建された。摂社(四社)を有する。(東京都神社名鑑より)

小岩神社の周辺図