医王山東善寺|葛西大師まいり
東善寺の概要
真言宗豊山派寺院の東善寺は、医王山応心院と号します。創仁平2年(1152)空円上人が開山、応永18年(1411)頼重上人が中興したといいます。当寺の薬師如来像は仏師春日が養老3年(719)河内国(大坂)春日野で制作したものといわれています。
山号 | 医王山 |
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院号 | 応心院 |
寺号 | 東善寺 |
住所 | 江戸川区東葛西2-29-21 |
本尊 | 薬師如来像 |
宗派 | 真言宗豊山派 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | 葛西大師まいり20番 |
東善寺の縁起
東善寺は、仁平2年(1152)空円上人が開山、応永18年(1411)頼重上人が中興したといいます。
新編武蔵風土記稿による東善寺の縁起
東善寺
新義真言宗、大和国初瀬小池坊の末。医王山應心院と号す。本尊阿弥陀、長1尺8寸、春日の作。開山頼重、応永18年化す。(新編武蔵風土記稿より)
江戸川区教育委員会掲示による東善寺の縁起
東善寺
真言宗豊山派で、医王山応心院と号します。本尊の薬師如来像は、眼病に御利益のある「薬師像」と知られています。この薬師如来坐像は仏師春日が養老3年(719)河内国(大坂)春日野で制作したもので、仁平2年(1152)空円上人が開山のとき、ここに安置したと伝えられています。
当寺は応永18年(1411)に頼重上人によって中興されました。(江戸川区教育委員会掲示より)
東善寺所蔵の文化財
- 葛西大師まいり(江戸川区無形民俗文化財)
- 木造薬師如来坐像(江戸川区指定有形文化財)
- 厨子入木造愛染明王坐像(江戸川区指定有形文化財)
庚申塔(寛文3年銘)
葛西大師まいり(区指定無形民俗文化財)
当寺は葛西大師まいり(長島・桑川組)の巡礼する霊場の一つとなっています。この大師まいりは、弘法大師をまつる霊場を巡拝し、万霊を供養し、二世(現世と来世)の安楽を願います。江戸川区では、古くからこうした大師巡拝がさかんでした。(江戸川区教育委員会掲示より)
東善寺の周辺図